2013年12月31日火曜日

rtx-1200初期設定覚え

rtx-1200が到着したので、初期設定と移行

ファームウエアの更新

  
 http://blog.goo.ne.jp/takuminews/e/4504c4291ac7480a3807de3b9c143bf8
 参照
     USB/SDカードからアップロードできる。
     YAMAHAサイトからrtx1200.bin rtx1200.md5をダウンロード。
     md5 で チェックしておく。USBメモリに入れる。

   シリアルでログイン。
     念のため、 usbhost use on
     show log で[USB_HOST] USB storage device is attachedを確認。
    
     DownloadボタンとUSBボタン両方を長押し。
     転送が始まり、終わる。
     USBボタンを長押しすると点滅したあとメモリーを抜ける。

最新リビジョン
RTX1200 Rev.10.01.53 (Mon Sep  9 15:23:58 2013)

ネット接続の確認

dhcp稼働中のネット(今回の場合RTX-1000)のどこかのポートに、RTX-1200のlan2ポートを接続

ip route default gateway dhcp lan2
ip lan2 address dhcp
IPが割り当てられた。

設定の移行

上のUSBメモリで設定ファイルをアップロード出来るはずだが、今回は面倒なのでネットにつないだままやってしまう。
RTX-1200自身がdhcpで認識されたら、RTX-1000でテストしていたconfigファイルをtftpにてアップしたのち、lanケーブルを抜く(乱暴)。あとは配線しなおしてrestart

 以上で終わり。なんとか間に合った。

LANのテスト終わり

http://studio-propman.blogspot.jp/2013/12/lan.html
で書いたLANの再構成だが、RTX1000でテスト終わり。
iPhoneからの(AGEPhone)LAN内でのsip通信も問題なし。
これからフィルターとかを整理しなければならない。
RTX1200到着を待つばかりだが、なんとか大晦日中には間に合うだろうか。
午後からは、おせちを作らなきゃいけないので、夜になるなあ。



2013年12月29日日曜日

LANの再構成案

VPN(+Asterisk)を使うことになったので、LANの構成を考え直す。

さすがに外からの通信が常態化するとなれば、ブラックボックスをルーターにするのは精神上よくない。

まず、NTT貸与のRV230NEのPPoEルーター(pp<−>RV230NEのIP)機能は停める。
VDSLモデム+ひかり電話対応ルーター+PPPoEブリッジにする。

LANは3セグメントにしたい(RV230NE自身を含めれば4つ)。

192.168.2.0/24=WAN向け()。
192.168.3.0/24=VPN/PBX/iTunes等サーバ/ネット閲覧用Wifi。
あれこれの置いてある10.0.1.0は、そのままにしておく。物理的に切り離すことも容易だ。




3LAN+VPNということになれば、ここは一つお正月でもあるし、YAMAHA RTX-1200をオークションで入札。

VPNサーバーは、BBBやRaspiのお遊びをかねてsoftether VPNを考えているが、RTX-1200に受け持たせることを、有力オプションとしてもっておきたいからだ。

RTX-1200が到着するまでの間、YAMAHAコマンドに慣れるために数年ぶりの元愛機RTX-1000を段ボールからひっぱりだし、練習をはじめる。
といいたいところだが、この2台のうち1台が調子悪いはず。どっちだったか、思い出せない・・・まずはそのテスト中である(爆)。



2013年12月28日土曜日

今日のお買い得?:goot はんだリール台ST-51

年末であれこれ買い物をしに近所のホームセンターに行ったら、goot はんだリール台ST-51が、200円で売ってたので、即2つ買い。新品だと1000円以上するので得した気分。

何年の間、棚ざらしの目にあってきたのか、箱はぼろぼろ、部品が一個たらない(はんだ線のガイド用のL字金具)、という、疲れたよなぁ、うんうん、的悲哀台座であったが、重量があるのできっちり机に載せられる。さっそくリールを入れてみた。


2013年12月26日木曜日

Raspberry Pi /boot パーティションマウントwarning をBeagleBoneBlack ubuntu で強引に直した

Raspberry Pi /boot パーティションマウントwarning を直す・・がだめなので、SDカードをBeagleBoneBlackの方にぶっ込みfsckを発行してみた。


uname -a Linux arm 3.8.13-bone31 #1 SMP Wed Dec 4 16:43:45 JST 2013 armv7l armv7l armv7l GNU/Linux

sudo fsck -w -r  /dev/sda1
fsck from util-linux 2.20.1
dosfsck 3.0.14, 23 Jan 2023, FAT32, LFN
0x25: Dirty bit is set. Fs was not properly unmounted and some data may be corrupt.
1) Remove dirty bit
2) No action
? 1
Perform changes ? (y/n) y
/dev/sda1: 16 files, 2385/7161 clusters

直った。同じSDカードをRaspberry Piに入れてブート。
ログイン後
sudo grep mmcblk0p1 /var/log/dmesg
にて、ウォーニングなし。
まあよかったということで。

2013年12月25日水曜日

続softether VPN のインストール (Raspberry Pi):同一ホストにasteriskを設定する

前記事は
 http://studio-propman.blogspot.jp/2013/12/softether-vpn-raspberry-pi.html

前記事同様
http://www.pc-links.com/blog/softether/
の通りすればいい。
同一ホストにsortetherとasteriskをインストールするので、ローカルブリッジ設定が必要。
 http://www.pc-links.com/blog/softether/tap/

一つだけ問題だったのが
/etc/init.d/vpnserver
が起動するとき($DAEMON start)
直後にbrctlを発行するとtab_vlanが見つからずエラーになる。
 $DAEMON start
sleep 12
TAP=`/sbin/ifconfig -a | /usr/bin/awk '$1 ~ /^tap/ {print $1}'`
とsleep を12程度挟むのが吉

お正月工作予定:Raspberry Pi +USB HDDの電源周り回路の準備情報

今年の正月はRaspberry Piで遊びたい。といってもVPN/asteriskサーバをつくるためなのでちょっとした仕事でもある。 四六時中稼働させておくということになると、いろいろやることがあるが、HW的には電源周りと熱処理が問題。
今は
http://studio-propman.blogspot.jp/2013/12/httpstudio-propman.html
のように、仮稼働させているが、こんなので動かすわけにはいかない。

というわけで、以下の方針でやってみる。

  • 消費電流が2Aは欲しい。適当なスイッチング電源を実装する。
  • Raspberry Pi の電源ON/OFFとUSB HDDの電源ON/OFFを連動させて安全に動作させたい。
  • 熱対策(今は冬だが暖かくなると問題がおきそう)でファンをつけるかどうかの検討。
  • 筐体に入れ固定。

情報として、
http://www.susa.net/wordpress/2012/11/raspberry-pi-power-controller/


今から考えて、材料をそろえ、大晦日ぐらいからとりかかる予定。

2013年12月24日火曜日

softether VPN のインストール (Raspberry Pi)

http://ja.softether.org/
が提供するsoftether VPNのインストールと設定。
これについては
http://www.pc-links.com/blog/softether/rc2-setup/
に従えば問題なし。
設定はCUI=テキストファイルでもできるが、同プロジェクトが提供するWINDOWS用GUIでやるのがとても簡便。

動作しているIPホスト向けにNAT設定をしておくことを忘れないように。(NTT RV-230NEの例)


Raspberry Pi /boot パーティションマウントwarning を直す・・がだめ

uname -a
 Linux raspberrypii-01 3.10.23+ #608 PREEMPT Mon Dec 9 21:11:23 GMT 2013 armv6l GNU/Linux
で、
dmesg
[  712.128696] FAT-fs (mmcblk0p1): Volume was not properly unmounted. Some data may be corrupt. Please run fsck.
が出る。
aptitude install dosfstools
umout /boot
dosfsck -w -r -l -a -v -t /dev/mmcblk0p1
mount -a
してもエラーが出続ける。

同様の現象は
http://www.raspberrypi.org/phpBB3/viewtopic.php?t=60512&p=456938
 などでも11月時点で報告されており、
aptitude update
aptitude dist-upgrade
rpi-update
sync;reboot
してみたら・・・直らない・・・どうなっておるのか。
uname -a
Linux raspberrypii-01 3.10.25+ #616 PREEMPT Mon Dec 23 18:13:02 GMT 2013 armv6l GNU/Linux
vcgencmd version
Dec 23 2013 18:29:48
Copyright (c) 2012 Broadcom
version e6f70fa5f721f7583c8cf863f8bab6c8ac8285bd (clean) (release)
http://lkml.indiana.edu/hypermail/linux/kernel/1305.0/02268.htmlによれば、dosfsckのversionが問題ということで、 http://daniel-baumann.ch/gitweb/?p=software/dosfstools.git から最新版3.0.24をダウンロードしてmake installしてfsckを発行したが、だめ。
Reclaiming unconnected clusters.


Raspberry PI 電源供給ラインの変更(手抜き)


http://studio-propman.blogspot.jp/2013/12/raspberry-pi-rootfsusb-hdd.html
上の記事で書いたように、Raspberry Piに外付けUSB HDDをつけた。
700mAは必要みたいなので、usbレセプタからの電源供給では動作しない。
(usbレセプタ経由だと、ポリ・フューズが邪魔するらしい)。

ピンの2(5V)と6(GND)経由でDC端子と電源スイッチをつけて対処する。

本当は、この線にもフューズをつけて、突入電流とかへの対処をしたいし、もっと言えば、HDDへの電源は別途ラインで供給し、遅延回路をつけてRaspberry PIへの電源ON後に電流を流すようにしたいし、OS停止後にはHDDへの電源供給もOFFにしたいが、そこらへんは今後の課題として、とりあえずの手抜きマウント基板をくっつけた。



Raspberry Pi のrootfsをUSB HDDにする

Raspberry Piを使って、VPN + Asterisk 環境を作った。 持続運用のために、寿命問題があれこれある(らしい)SDカードは/bootのみにし、rootfsを外付けUSB HDDに移行する。
HDDは、どっかに転がっていた40GBのHITACHIのもの。
ls /dev/disk/by-id/ |grep HITACHI
usb-HITACHI__DK23DA-40-0:0
だそうだ。

なお、外付けHDDだと電流容量が足らないので、別途、ボードの改良が必要だが、これは別記事で。


 Raspberry Piのフォーラムに、その手順がわかりやすく書いてあるので、それに従う。以下はすべてsudoでの設定。

  1.  fdisk -l で外付けHDDのデバイス名を確認。
  2.  fdisk /dev/sda
  3.  pコマンドとtコマンド(83)で、36GのLinux用パーティション作成(/dev/sda1)
  4.  pコマンドとtコマンド(82)で、残りをswapファイル化(/dev/sda2)。ただし、これは使わないと思うので、とりあえず作っておくだけ。
  5.  mkfs.ext4 /dev/sda1
  6.  mkswap /dev/sda2
  7.  rootfsの/dev/mmcblk0p2を/dev/sda1に複写 dd if=/dev/mmcblk0p2 of=/dev/sda1 bs=32M conv=noerror,sync
  8.  (結果)7918845952 バイト (7.9 GB) コピーされました、 627.023 秒、 12.6 MB/秒
  9.  e2fsck -f /dev/sda1
  10. Free blocks count wrong (1290954, counted=1290920)、Free inodes count wrong (390626, counted=390618) なのでそれぞれyesでmodifyした上で、再度e2fsck発行してチェック
  11. resize2fs /dev/sda1でパーティション全体を利用拡張
  12. とりあえず/tmp/bに/dev/sda1をマウントして、確認。
     /dev/sda1         36G  2.3G   32G    7% /tmp/b

以上で、HDDの設定自体は終わり。

次にboot関係設定の変更と、fstabでのマウント設定を修正する。

  1. cp /boot/cmdline.txt /boot/cmdline.org
  2. nano /boot/cmdline.txt で、/dev/mmcblk0p2を/dev/sda1に変更

つぎにHDD側のfstabを変更(上では/tmp/b にマウント済みなのでそれに従う)。

  1. nano /tmp/b/etc/fstab で、/dev/mmcblk0p2を/dev/sda1に変更。

以上。

あとは、うまく行きますようにと念じて
  1. sync;sync;reboot

うまく行ったみたい。
ログイン後のdf -h結果

rootfs            36G  2.3G   32G    7% /
/dev/root         36G  2.3G   32G    7% /
devtmpfs         211M     0  211M    0% /dev
tmpfs             44M  232K   44M    1% /run
tmpfs            5.0M     0  5.0M    0% /run/lock
tmpfs             88M     0   88M    0% /run/shm
/dev/mmcblk0p1    56M   19M   38M   34% /boot

2013年12月23日月曜日

SANWA SUPPLY USB RS232 シリアルケーブル USB-CVRS9用ドライバのDL場所

USB-CVRS9はPlolific社のPL2303チップを内蔵している。 MacOSX用ドライバは http://www.prolific.com.tw/US/index.aspx にて2013年末時点でも入手可能。 現在バージョンは、 md_PL2303_MacOSX-10.6up_v1.5.1.zip 2013/09/02 1.5.1 1229.56KB である。 しかしこれだけでは認識しない。 ベンダID等の設定のし直しが必要(ベンダが変わったからだと思われる)。 ダウンロードはここ

2013年12月8日日曜日

Olympus デジカメのUSB経由データ吸出し治具の作成と接写システムの制作

手持ちのOlympus SP-570UZはUSBケーブルをつなぐと「PCに接続」表示が液晶に出る。OKボタンを押すとxDピクチャーカードをPCがストレージとして認識する。

大量接写環境をつくるということになれば、
  1. レリーズを使って接写
  2. 一定溜まったらUSB経由でピクチャーカードからデータを吸出
の繰り返しになる。

http://studio-propman.blogspot.jp/2013/12/olympus-usb_2.html
で書いたようにレリーズとUSBの二又環境を作ったのだから、usbコネクタを抜き差しはしたくない(面倒だし、なにより抜き差しを繰り返してコネクタ部分が壊れるのが嫌だ)。


USBコネクタを刺しすタイミングで「PC接続」の液晶表示が出るということは、単純にカメラがPC(バスパワー)からのUSB電流供給を察知しているということである。

つまりはUSBの+をスイッチでON/OFFすればコネクタ抜き差しは不要になる。

写真のように、USB AタイプのメスとUSB Bタイプのメスを背中合わせにしてトグルスイッチをつけた。ON/OFFが視認出来るようにLEDを付けた(1.5K抵抗をLEDとグランドの間に挟み、0.1uFコンデンサを+-間にくっつけておく)。OK。


以上で、BBB+Wifi+カメラ用USB中継コネクタ(スイッチ付き)による接写システム?の完成。

USB 2.0 ハブは上から
USBスティック(TOSHIBA(Kingston OEM)16GB)
Wifi(I-O WN-G150U)
USBケーブル
右はスイッチ付きコネクタとレリーズリモコン

BBBにはsambaをインストールしたのでネットワーク経由でのファイル操作も一応可能。 (実際はUSBスティックでの移動が安心なのでそちらで処理する予定だが)。

MacOSXのdnsmasqの名前解決トラブル法(実は原始的解決)

dnsmasqをBBB(ubuntu)上に建てたのはいいが、dnsmasqへのMacOSX(現在10.8利用)からのDNS名前解決が上手くいかないことがあるのは、内外のサイトであれこれ議論?されているように古くて新しい問題である。10.9でも困ってるようだ。UNIX/LINUX/WINDOWS系にはこの問題は存在しない。

host
nslookup
dig
などのコマンドでは名前解決(正逆引き)出来るのに、pingやsshだとresolve出来ないというのがその現象。

おいらんちの環境でもそうなった。なにかの拍子にうまくいってくれるのだが、リブートすると水の泡。これではローカルネット用にホスト名を付けた意味が半減する(メインのマシンがMacOSなのだから)。

しばしば見られる解決アドバイスとしてはMacOSXのmDNSResponderキャッシュを消すというのがあって、
sudo launchctl unload -w /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.mDNSResponder.plist
sudo launchctl load -w /System/Library/LaunchDaemons/com.apple.mDNSResponder.plist
 しなさいというのがひとつ。同じことだが
sudo killall -HUP mDNSResponder
しなさいというのがひとつ。

さらに、
sudo dscacheutil -flushcache
 しなさい、というのがひとつ。で、この3つとも効果が無い。

DNS Name lookup (was SSH) Not Working After Snow Leopard Upgrade
のコメントの中にある「要するにMacOSXのsshとかpingはgethostbyname2()関数をつかっていて、これは/etc/hostsに書かれてるものじゃないとだめみたいなんでAppleの修正待つしかないんじゃないですかね」というのが説得力をもってしまった。

ちなみに上のフォーラムのコメントの中には「自分はMacOSXにdnsmasqをインストールして/etc/resolve.confでDNS指定したら上手く行った」という人も居て、結構泥沼になりそうな雰囲気である。OSXデフォルトのnamedをunloadしてdnsmasq経由で対象DNS(dnsmasq)と通信すれば改善しそうな気もするが、そこまでやるのはどんなもんだろうか。

というわけでdnsmasqのホストにrsyncをかけて/etc/hostsを取ってきて、メインマシンmacの/etc/hostsに書き込むという原始的解決法を採用した。スクリプトで自動化すれば手間じゃないし一台だし。

BBB ubuntu 13.0.04 3.8.13-bone31 でのwifi 動作確認続報

BeagleBone Black 用 ubuntu のビルド(raring 13.0.4) 記事では
 Linux ubuntu-armhf 3.8.13-bone31
のもとで
  • Logitec LN-W300N/U2
  • I/O Data WN-GN150U 
  • PLANEX GW-US54Mini2
  • Buffalo WLI-UC-AG300N
の動作を確認したと書いたが、それにくわえて次の2つの動作を確認した。
  • Logitec LAN-w150n/u2
  • Buffalo wli-uc-gnm

2013年12月7日土曜日

BeagleBoneBlackにDHCPサーバ機能(+dnsキャッシュ)を委ねる

iPhoneなどを含めてPC類で20個以上、BeagleBone Black(BBB)、Raspberry Pi、Arduino EtherShield、各種USB-WIFIで30個以上の小物のイーサデバイスがあって、さすがにDHCP管理をWeb GUIベースで行うのは面倒になってきた。

ルータのNEC-WR9500N上のDHCPを止めてBBBをDHCP専用サーバとし、CUIベースで管理することにした。昔なら玄箱でやるところである。ついでにLocal Net用のDNS(キャッシュ)サーバも建てて各デバイスの名前解決もやっておきたい。

こういうちっちゃいLANの用途には dnsmasq が最適だと思う。

まず、BBB(staticに10.0.1.2に設定、gatewayは10.0.1.1)で、aptitude install dnsmasq してから、/etc/dnsmasq.confを編集する。

dnsmasq.conf

cache-size=1024
conf-dir=/etc/dnsmasq.d
dhcp-option=option:dns-server,10.0.1.2,10.0.1.1
dhcp-option=option:router,10.0.1.1 #ルータIP
dhcp-range=10.0.1.128,10.0.1.223,150,255.255.255.0,12h
domain=mikan #覚えやすいローカルドメイン名にする
expand-hosts
resolv-file=/etc/resolv.dnsmasq.conf #resolv設定ファイル

resolv関係ファイルの作成と編集

nano /etc/resolv.dnsmasq.conf 
cat /etc/resolv.dnsmasq.conf
nameserver 10.0.1.2
nameserver 10.0.1.1
       cat /etc/resolv.conf
       nameserver 127.0.0.1

mac addressとIPの対応表の作成


/etc/dnsmasq.d/hosts.confを作成して設定。

   dhcp-host=(ここにmacアドレスを書く),imac,10.0.1.128,inifinite
         ....略
         dhcp-host=(ここにmacアドレスを書く),orange,10.0.1.202,inifinite
         ....略


/etc/hostsファイル更新スクリプト


【手順1】/etc/dnsmasq.d/makehosts/hosts.no-dhcpというファイルを作りDHCPを使わないホスト名一覧を書いておく。
cat hosts.no-dhcp
127.0.0.1 localhost
127.0.0.1dnsmasq
10.0.1.2 dnsmasq
10.0.1.3 fs
【手順2】/etc/dnsmasq.d/makehosts/makehosts.shを作る
cat makehosts.sh
#!/bin/sh
cat 'hosts.no-dhcp' > /etc/hosts;
awk -F, '{if(!/#/ && /./) print $3,$2}'  ../hosts.conf >> /etc/hosts

sudo ./makehosts.sh すれば、/etc/hostsファイルが更新される。

 dnsmasq再起動

service dnsmasq restart

動作チェック

手元のiMacターミナルから  dig orange.mikan する。
; <<>> DiG 9.8.5-P1 <<>> orange.mikan
;; QUESTION SECTION:
;orange.mikan.            IN    A

;; ANSWER SECTION:
orange.mikan.        0    IN    A    10.0.1.203

;; Query time: 2 msec
;; SERVER: 10.0.1.2#53(10.0.1.2)



2013年12月6日金曜日

BeagleBone Black 用 ubuntu のビルド(raring 13.0.4)

BeagleBone Blackのwifi化(LN-W300N/U2およびI/O Data WN-GN150U):ubuntu 13.0.4の記事では
uname -a Linux ubuntu-armhf 3.8.13-bone20 #1 SMP Wed May 29 06:14:59 UTC 2013 armv7l armv7l armv7l GNU/Linux
にて上記USB Wifiデバイスが利用出来ると書いたが、かなりの頻度で認識されないことがわかった。なお、手元のPLANEX GW-US54Mini2(rt73ドライバ)については問題がない。
ドライバ、モジュールのコンパイル付加をする機会があるかもしれないから、このさいコンパイル・ビルド環境をつくってみる。参照にした記事は
Beagle Bone Black Notes: How to build a kernel for a Beagle Bone Black from scratch – Part 1
で、その通りすれば問題なくビルド出来た。
 Linux ubuntu-armhf 3.8.13-bone31
になる。動作は問題ない。ついでに大昔のWLI-UC-AG300Nがあったので挿してみたが、認識・動作した。Bit Rateが1Mb/s程度しか出ないので使うことはないと思うが。

なお、上の作業にはLinux下でのクロスコンパイル環境が必要なので、 手元のMacBook(13-inch,Mid 2010)に
  1. rEFIt
  2. Live USB
の組み合わせでubuntu 13.0.4をインストールした。ここらへんの情報は、http://ottan.me/2013/07/02/build-dual-boot-ubuntu-and-os-x/ を読めばOK。

2013年12月5日木曜日

BeagleBone Blackのwifi化(LN-W300N/U2およびI/O Data WN-GN150U):ubuntu 13.0.4

手持ちのBeagleBone Blackをwifi化したい。BBB標準搭載のAngstromeでも
http://learn.adafruit.com/beaglebone/wifi
のようなかたちで当該ドライバをインストールして設定出来そうだが、
"opkg upgrade" destroy Beaglebone のように、Angstromのopkg upgradeには結構トラブルがありそうなのでubuntuをベースにwifi化することにした。

USB Wifi アダプタの対象は手持ちの
  • Logitec LN-W300N/U2
  • I/O Data WN-GN150U
この2つが動けばいいことにする。
以下、WN-GN150Uを例に覚え書。

ネットで配布されている次のBBB用ubuntu バイナリを利用。
Linux ubuntu-armhf 3.8.13-bone20 #1 SMP Wed May 29 06:14:59 UTC 2013 armv7l armv7l armv7l GNU/Linux

lsusb 、lsmodでアダプタ関連情報を確認。


      lsusb
Bus 001 Device 003: ID 04bb:0947 I-O Data Device, Inc. WN-G150U Wireless LAN Adapter
        lsmod
Module                  Size  Used by
arc4                    1667  2
rt2800usb              14826  0
rt2800lib              54650  1 rt2800usb
rt2x00usb              10775  1 rt2800usb
rt2x00lib              40843  3 rt2x00usb,rt2800lib,rt2800usb
mac80211              500877  3 rt2x00lib,rt2x00usb,rt2800lib
cfg80211              425694  2 mac80211,rt2x00lib
rfkill                 18341  2 cfg80211

rt2800usbのファームウエアチェック

modinfo rt2800usb |grep firmware
firmware:       rt2870.bin
ls -l /lib/firmware/rt2870.bin
-rw-r--r-- 1 root root 8192 Jun  9 13:44 /lib/firmware/rt2870.bin
OK。

iwconfigコマンドを発行してデバイス名を確認

WN-GN150Uの場合wlan1

wpa_supplicant.conf設定

sudo wpa_passphrase ルータssid パスフレーズ > /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf編集

proto以下の行を付け加える
(接続時の認証環境:WPA2/AES)

network={
    ssid=ルーターssid名  

  psk=パスフレーズ
    proto=RSN
    key_mgmt=WPA-PSK
    pairwise=CCMP
    group=CCMP
}

/etc/network/interfaceの編集


auto wlan1
   iface wlan1 inet dhcp
    wireless-essid ルータssid名
    wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

本来wireless-essidの行は必要はないようだが、これを加えないとルータssidが設定できないので、いまのところ必須。

sudo sync;reboot

ログイン後のiwconfigの内容

wlan1     IEEE 802.11bgn  ESSID:"略"
          Mode:Managed  Frequency:2.457 GHz  Access Point: 略
          Bit Rate=54 Mb/s   Tx-Power=20 dBm
          Retry  long limit:7   RTS thr:off   Fragment thr:off
         
Power Management:on
          Link Quality=55/70  Signal level=-55 dBm
          Rx invalid nwid:0  Rx invalid crypt:0  Rx invalid frag:0
          Tx excessive retries:3  Invalid misc:10   Missed beacon:0

ifconfig wlan1の内容

wlan1     Link encap:Ethernet  HWaddr 略
          inet addr:10.0.1.128  Bcast:10.0.1.255  Mask:255.255.255.0
          inet6 addr: fe80::3676:c5ff:fe14:9c6d/64 Scope:Link
          UP BROADCAST RUNNING MULTICAST  MTU:1500  Metric:1
          RX packets:769 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
          TX packets:318 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
          collisions:0 txqueuelen:1000
          RX bytes:81646 (81.6 KB)  TX bytes:44768 (44.7 KB)

Power Management Off

上のようにPower ManagementがOnのままだと通信速度が落ちるので、
sudo echo '/sbin/iwconfig wlan1 power off'  >  /etc/network/if-up.d/poweroff
sudo chmod +x /etc/network/if-up.d/poweroff
として起動時にwlan1をpoweroff しておく。

以上。

なおバッファローのWLI-UC-AG300Nも試してみたが、これは不安定だった。

2013年12月2日月曜日

Olympus デジタルカメラ用 USB+レリーズ コードの作成

前の記事で書いたOlypusデジカメ用 USBコードについて、DIY Olympus E-520 Multi-Cable Tutorialをもとに自作してみた。

参考サイトはAudioケーブルもつけているが、おいらの場合は、USBとレリーズ用コードの2本で作成。サイトのカメラは一眼レフのE-520、おいらのカメラは廉価なSP-570UZだが、配線は共通仕様なので無問題である。

USBケーブルとレリーズ用ケーブルのハンダ付け
とりあえず動作確認。
・レリーズ
・USB経由での画像フォルダマウント
どちらも問題なし。






接着剤とテープでコネクタ部を固めて完成。

接写台に設置したところ。

Olympus デジタルカメラ用のUSBコネクタは特殊


OlympusのUSB コネクタmini Bは特殊形状で、さらに12pinである。



12pinなのは、USB信号のみならずレリーズやヴィデオ・オーディオ信号ポートももっているからで http://www.ahfairley.com/Tutorials/E520Cable/Tutorial.htm にそのピン配置の詳細が書かれてある。

2013年12月1日日曜日

Beagle Bone Black でのsshログイン失敗を解決する

Beagle Bone Black(A5C)のeMMC(Angstrom)からブートしたら、下記のようなメッセージが出た。

% ssh -l ** 10.0.1.132
ssh_exchange_identification: Connection closed by remote host

IPもsshデーモンも健在であろうし、Cloud9インターフェースもhttp://10.0.1.132:3000で立ち上がる。

 原因は不明。
http://d.hatena.ne.jp/Arthur777/20130831/1377920745
によれば、初期状態で入れるやつと入れないやつがあるという話だが、いずれにせよ不可解であった。

 下記のサイトに解決法がやりやすそうなのでやってみたらOK。

http://openhomeautomation.blogspot.jp/2013/07/beaglebone-black-in-home-automation.html
https://groups.google.com/forum/#!msg/beagleboard/Ya2qE4repSY/q8_WkLcH5TwJ

 すなわち、Cloud9経由で、
/etc/dropbear/dropbear_rsa_host_key
を削除するプログラムを走らせなさいとのこと。
指示にしたがってやってみるとOKでした。